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オールジャンルバトルロワイアル 1 :創る名無しに見る名無し:2010/09/15(水) 20 47 45 ID 20yURg0v ここはドラマ、マンガ、アニメといったジャンルのキャラクターから、 源氏物語や平家物語、竹取物語といった古典、七並べの擬人化、 果ては他のバトルロワイアルスレ、他スレのロワ住人まで登場する、 まさにオールジャンルでバトルロワイアルをしてみようというスレです。 ……かなりバトルロワイアルをしていないキャラクターもいますが、 ここはノリと勢いと寛容さ、そして空気を読んで盛り上げていきましょう。 なお、この企画はその性質上、版権キャラの残酷描写や死亡描写が登場する可能性があります。 苦手な人は注意して下さい。 【現行スレ】 オールジャンルバトルロワイアル5 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1284551265/ 【前スレ】 オールジャンルバトルロワイアル4 http //namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1237908424/ 【ウィキ】 http //www20.atwiki.jp/allrowa/pages/1.html 【したらば】 http //jbbs.livedoor.jp/otaku/11967/ ページ最上部へ
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話数 タイトル 作者 登場人物 000 THE OPENING ◆P2vcbk2T1w ロージェノム、Dボゥイ、相羽シンヤ、モロトフ 話数 タイトル 作者 登場人物 001 JING in ROYAL『E』 ◆hNG3vL8qjA ジン、ヨーコ 002 この血塗られた指先で救えるのなら ◆oRFbZD5WiQ 小早川ゆたか、Dボゥイ 003 嗚呼川の流れのように ◆P2vcbk2T1w 糸色望、カレン・シュタットフェルト 004 人の名前を変えんじゃねえ!!(前編)人の名前を変えんじゃねえ!!(後編) ◆WcYky2B84U 素晴らしきヒィッツカラルド、カミナ、ビクトリーム 005 シモン、あなたはどうしていますか? ◆XzvibY6nJE ニア、ドーラ 006 それが我の名だ ◆tu4bghlMIw 結城奈緒、ギルガメッシュ 007 ラピュタの雷 ◆5VEHREaaO2 ムスカ大佐、エドワード・エルリック 008 泥棒の少女は知らず探偵に力を教える ◆d5V5t.thbI 金田一一、ミリア・ハーヴェント 009 バトルロワイヤル開始! ファイター大集合! ◆SEE7n9Y/L2 シュバルツ・ブルーダー、衛宮士郎 010 ブレブレブレブレ ◆umwdy9coMs 柊つかさ、風浦可符香、柊かがみ 011 Cat Blues ◆P2vcbk2T1w スパイク・スピーゲル、読子・リードマン 012 主催者打倒宣言! ◆s1y9vYGV9k ルルーシュ・ランペルージ 013 熱血ハートのサイボーグ ◆10fcvoEbko クロ、八神はやて 014 「私にしか出来ないから」 ◆oRFbZD5WiQ ジェレミア・ゴットバルト、シャマル 015 立つ鳥後を濁さず ◆AZWNjKqIBQ 木津千里 016 鮮血の結末 ◆t2vl.cEw/o ティアナ・ランスター、クアットロ、キャロ・ル・ルシエ 017 せめて歩ませよ我が外道の道を ◆AaR9queMcU ニコラス・D・ウルフウッド 018 破壊者二人と仮装強盗 ◆ARkjy9enog スカー(傷の男)、ヴィシャス、アイザック・ディアン 019 線路の影をなぞる者(レイルトレーサー) ◆hsja2sb1KY リザ・ホークアイ、クレア・スタンフィールド 020 番外バトルってレベルじゃねーぞ!! ◆g6Z9FGx6uY ミー 021 怒れドモン! 恐怖のバトルロワイアル ◆/eRp96XsK ドモン・カッシュ、エド 022 最凶で最低で最悪の災厄 ◆WyVk2HGxbg パズー、言峰綺礼 023 friend ◆4XfkJ/Yphc 間桐慎二 024 藤乃静留が修羅にならなかった理由(ワケ) ◆1sC7CjNPu2 ジャグジー・スプロット、藤乃静留 025 光を求めて影は ◆ZJTBOvEGT. シモン、鴇羽舞衣 026 復活のマオ ◆XzvibY6nJE マオ、シータ 027 魔人 が 生まれた 日 ◆hNG3vL8qjA 剣持勇、ヴィラル、枢木スザク 028 勇気の意味を知りたくて ◆o4xOfDTwjY スバル・ナカジマ、マース・ヒューズ 029 ディシプリン・コンチェルト ◆RwRVJyFBpg ジェット・ブラック 030 『高遠少年の事件簿』計画 ◆VavZ5Yv7KE 高遠遙一 031 英霊と台風 ◆10fcvoEbko ヴァッシュ・ザ・スタンピード、ランサー 032 汝は~なりや? ◆FbVNUaeKtI チェスワフ・メイエル、玖我なつき 033 いきなりは変われない ◆h8c9tcxOcc 泉こなた、アルフォンス・エルリック 034 明智健悟の耽美なるバトルロワイアル――開幕 ◆tu4bghlMIw 明智健悟、ロイ・マスタング 035 Flying in the sky ◆Yf4GQL3Gk6 アレンビー・ビアズリー、ガッシュ・ベル、キール 036 マタタビの欲求!! ◆kILBiSHoqM マタタビ 037 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 菫川ねねね 038 ラッド・ルッソは大いに語り大いにバトルロワイヤルを楽しむ ◆UTAZOboXAs 高嶺清麿、ラッド・ルッソ 039 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… ◆AZWNjKqIBQ 神行太保・戴宗、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ムスカ大佐) 040 紙は舞い降りた ◆LXe12sNRSs アニタ・キング、相羽シンヤ、ロイド・アスプルンド 041 探し人同盟 ◆h8mvk8rUsY パルコ・フォルゴレ、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 042 両雄思案――そして激突 ◆8pP6SaUBG6 東方不敗、衝撃のアルベルト 043 失ったもの/失いたくないもの ◆WcYky2B84U 鴇羽舞衣、シモン 044 獣を見る目で俺を見るな ◆ZJTBOvEGT. クアットロ、ニコラス・D・ウルフウッド 045 魔法少年ラディカルエリオHeaven s feel ◆2kGkudiwr6 エリオ・モンディアル、ランサー 046 響け!フォルゴレの歌! ◆hsja2sb1KY 菫川ねねね、イリヤ、パルコ・フォルゴレ 047 夜に起きてれば偉いのか? ◆XzvibY6nJE ヴィラル 048 風のイ・タ・ズ・ラ ◆tu4bghlMIw チェスワフ・メイエル、シュバルツ、玖我なつき、衛宮士郎 049 今 そこにいる私 ◆AaR9queMcU 泉こなた、アルフォンス・エルリック 050 マタタビからの挑戦状 ◆hNG3vL8qjA マタタビ、リザ・ホークアイ
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ここは新惑星、池袋。 そこに一人の男が居た。 黒い上着を羽織っており、獰猛な笑いを顔に浮かべていた。 男は名を、折原臨也という。 このバトルロワイヤルに巻き込まれる前は、新宿で情報屋をしていた男。 臨也は人間を愛していた。 個人個人ではなく、『人間』という種族そのものを愛していたのだ。 それ故に、臨也は時にどこまでも人に対して残酷になれる。 どこまえでも純粋な、外道だった。 まぁ、調子に乗り過ぎて、ボコボコにされたり、一人だけパーティに呼んでもらえなかったり、通りすがりの男に刺されたりしますが。 【二日目・22時00分/新惑星・池袋】 【折原臨也@デュラララ!!】 【状態】健康 【装備】 【道具】不明 【思考】 1:生き残る
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事件は警察署だけで起きているんじゃない! ペンションでも起きているんだ! ◆/mnV9HOTlc 警察署の中…そこにはメイドさんが歩いていた。 彼女の名はマリア。 三千院家のメイドである。 何故先ほどまで牢屋の中にいた彼女が普通に歩いているのか? それは、今から数分前に起きた出来事である…。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「私はこのままここにいていいんでしょうか…」 現在、マリアは牢屋の中。 出られないと知り、泣くだけ泣いた後である。 「支給品はママ○モン…。 これじゃあなにもできないですし…。 敵でも来たら終わりですよ…。」 もう1回支給品を確認してみる。 でもやっぱり出てくるのはさきほど確認したものばかり。 「どうにかして出ないといけませんね。 ナギもきっと困っているでしょうし…。」 とりあえず冷静になり、脱出する方法を考える。 まずはここから脱出するために鍵を探そうとするが、もちろんそんなものはある訳ない。 となれば、なにかこの扉にトリックがあるのではないかと確認してみる。 「もしかしたら他にも開ける方法があるかもしれません。 ちょっと確認してみましょうか。」 マリアが確認しようとして扉を軽く押したその時、彼女は何かを感じた。 そう…鍵がかかっていなかったのだ。 マリアはその分厚い南京錠をよく見てみる。 すると、その南京錠は鍵がかかっていない状態であった。 それは誰だって見ればわかるくらいに。 それがわかるとマリアは南京錠を外し、牢屋の中から脱出した。 「…冷静になるべきでしたね。 最初から。」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ そして今に至る。 彼女の支給品はママ○モン。 このバトロワでは、何にも役に立たないハズレ支給品だ。 でも運のいい事に、彼女は警察署にいる。 もしかしたら、武器などを発見できるかもしれないのだ。 「なにか銃でもあれば助かるんですけどね…。 せめて、護身用としてなにかしら持っておかないと…。」 そして、彼女はとある部屋に入る。 その部屋の名前は「通信指令室」。 「110番」ダイヤルがつながる場所である。 「やっぱり誰もいませんね…。」 さすがは警察署というべきか。 やはりその部屋は広かった。 だが、そこには誰もいなかった。 「ここなら何かありそうですね…。」 とりあえず探してみる事にした。 「しかしやたらときれいですね。 もっと机の上とか紙だらけだと思っていましたが…。」 その通信指令室は誰も使っていないのかというくらいきれいだった。 …実際誰も使っていないのだが。 彼女が探索を続けていると、電話が鳴るのが聞こえてきた。 「これは…電話なんですかね? とりあえずとってみましょうか。」 ここの通信指令室は一般的な警察署と違い、電話が各「110番受理台」に置いてあるのだ。 画面などはきっと場所がわかるので、主催者側が外したのだろう。 「もしもし? どなたですか?」 マリアは黒い電話の受話器をとる。 「あの…助けてください…」 そこか聞こえてきたのはか弱い少女の声。 なにか起こっているのは、マリアでも把握できた。 「どうしたんですか!? とりあえず落ち着いて話してください。」 マリアは冷静になる。 先ほどだって鍵が開いているのにも関わらず、自分が慌てたせいで出るのに一苦労した。 だから今度こそは、と平常心を保つ。 「人が死んでいるんです…。」 一方、電話の相手…萩原雪歩はいつ倒れてもおかしくない状況でもあった。 だが、警察につながったという理由で少し踏ん張る事ができた。 これで通報すればきっと助けてくれる…。 そう思ったからだろう。 「どういう人が殺したかわかりますか? 特徴でいいから教えてください。」 「青い髪で、正装している少年でした。 確か黒い服だったはずです。」 「!?」 マリアが驚くのも無理はない。 なぜならその特徴は全て彼女がよく知っている有能な執事…綾崎ハヤテに該当していたからである。 「なにかその少年は言っていましたか?」 「マリアさんだとかお嬢様だとか言っていたような気がします…。」 もしかしたらとは思ったが、やっぱりそれはどう考えてもハヤテであった。 まだ決まった訳ではないと思っていたが、その少女の最後の言葉でそれが確定になってしまった。 「ところで今あなたはどこにいますか?」 「なんかの島のペンションとかいう場所にいるみたいです…。」 「わかりました!今からそちらへ向かいます!」 「ありがとうございます!すぐに助けに来てください!」 そして電話が切れる。 マリアは地図を見る。 ペンションはI-8で、警察署はB-4。 どう考えてもかなりの距離がある。 だが、ハヤテの事もある。 早く彼には殺人を止めてもらいたい。 なので、彼女は遠いが、I-8に向かう事にした。 念のために近くに偶然おいてあったスタンガンを手に取り、急いで通信指令室から抜け出した。 警察署を急いで出ようとした時、またしても彼女は信じられない光景を見てしまった。 首が取れている少女と、壁際に倒れている少女。 その二人がそこにはいた。 マリアは壁際に倒れている少女の脈を調べる。 首が取れている少女はもう死んでいるとわかっているが、この少女はまだわからない。 「脈が…ある!ということはまだこの子は…!」 その少女には脈があった。 そして、怪我をしていてることには間違いないだろうと思ったマリアは急いで警察署の中をまた駆け回った。 多分警察署なら、救急箱くらいあるだろうと思ったからだ。 「ハヤテ君…あなたに会うのはちょっと先になりそうですね…。」 【B-4 警察署/1日目・黎明】 【マリア@ハヤテのごとく!】 [状態]:健康、冷静 [装備]:スタンガン@ひぐらしのなく頃に [道具]:支給品一式、ママ○モン×1@現実 [思考・状況] 基本:ナギを守るべく、保護する。 1 ハヤテ君を止めにいく。 そして電話の相手も助けに行く。 2 少女を助けるべく、救急箱を探す。 3 あんな事があったから、いつでも冷静になる。 【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】 [状態]:気絶中、頭部にダメージ(小)、精神的ショック(大)、頬が血で濡れている [装備]:歩く教会@とある魔術の禁書目録 [道具]:なし [思考・状況] 基本:仲間を増やして脱出する。誰も死なせたくない 1 (気絶中) 【スタンガン@ひぐらしのなく頃に】 園崎詩音が使っていた武器。 スイッチを押すことにより内部電源回路で高電圧を発生し放電電極部に相手を接触させることにより、相手の神経網を強烈に刺激して、電流が流れている間は体の制御が利かなくなり歩行が困難な状態にさせる。 実は、現実ではスタンガンで気絶することはまずないそうです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 一方電話の相手である萩原雪歩は安心していた。 「これで…これで全てが終わるよ。」 それほどまでに警察というものを信頼しているのだろう。 安心した彼女は近くのソファーに倒れるように寝転んだ。 そして彼女は眠りに落ちた。 だが、彼女はまだ知らない。 話した相手は雪歩と同じく参加者である事。 そして警察が助けに来ることは絶対無い事。 【I-8 ペンション/1日目・黎明】 【萩原雪歩@THE IDOLM@STER】 [状態]:睡眠中、安心感、嘔吐感(多少落ちついてきた) [装備]:なし [道具]:基本支給品、不明支給品1~3 [思考・状況] 基本:不明 1:(睡眠中) 2:これで警察が助けにきてくれる…。 3:ブルー系統の髪の男の子を危険人物認定。ていうか、もう男に会いたくない。 【備考】 ※換気をすれば、微量の青酸ガスは消えます ※微量のため死に至ることはない。 ※雪歩の荷物はクローゼットの中です。 ※メロンパン(2/3)@灼眼のシャナはI-8のペンション内のテーブルに置かれています。 ※インデックスの死体はI-8のペンション内に放置されています。 36 飲んだくれの戦士 時系列順 38 Is it an inevitable meeting? 36 飲んだくれの戦士 投下順 38 Is it an inevitable meeting? 26 烈火の将 その決意 マリア [[]] 26 烈火の将 その決意 高町なのは [[]] 29 Banjo Frenzy 萩原雪歩 [[]]
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【参加者】 【オリキャラ】12/15 ○最上晋太郎 ○谷口慶太 ●小川拓也 ○西村清一郎 ○伊東学 ○code;003 ○ジューダス ○山寺千加 ○東唯 ●松嶋茜 ○戸部繭子 ●有馬一葉 ○西山佳子 ○長瀬祐未 ○ペリーヌ 【非リレー書き手】6/6 ○◆ymCx/l3enU ○◆xzYb/YHTdl ○◆WYGpinknm2 ○◆8nn53GQqty ○◆6LQfwU/9.M ○◆YR7i2glCpA 【School Days】3/4 ○伊藤誠 ○桂言葉 ●西園寺世界 ○清浦刹那 【銀魂】4/4 ○坂田銀時 ○神楽 ○志村新八 ○桂小太郎 【自作キャラでバトルロワイアル】3/4 ○テト ○太田太郎丸忠信 ●貝町ト子 ○朱広竜 【リトルバスターズ!】5/5 ○直枝理樹 ○宮沢謙吾 ○神北小毬 ○朱鷲戸沙耶 ○棗恭介 【戦国BASARA】3/4 ●真田幸村 ○片倉小十郎 ○石田三成 ○明智光秀 【ドラえもん】2/4 ○野比のび太 ●剛田武 ○骨川スネ夫 ●源静香 【とある魔術の禁書目録】2/2 ○上条当麻 ○番外個体 【Steins;Gate】2/2 ○天王寺祐吾 ○桐生萌郁 【42/50】 【主催者】2/2 ○◆9QScXZTVAc ○◆VxAX.uhVsM
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【イングラムM10サブマシンガン@バトルロワイアル】 小型サブマシンガン。 その小ささはサブマシンガンンの中でもトップクラス。 だが、発射速度が非常に速く、使いこなすにはそれなりの時間が必要。 又、その小ささ故に、しっかり押さえないとまともに撃つ事すら出来ない。 原作では桐山和雄に支給された。 ちなみに、桐山はこれを片手で乱射している。 さすが天才(?) 【はいぱーびじょんだいありー@未来日記】 12個存在する未来日記の内の一つ。 元々の持ち主は「5th」こと豊穣礼佑。 一日に朝 昼 晩の三回だけ未来が予知される。 他の未来日記とは違う点は、文章だけではなくその未来の様子が描かれた絵も映し出される所。 (それがどうしたんだ、とは言ってはいけない。) 情報量が他の日記に比べ圧倒的に少ないので、12個の未来日記の中では最弱。 又、未来日記を破壊されるとその日記の所有者は死亡する。 今ロワでの所有者は「桐山和雄」。
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「鼻毛使い」と書いて「プリキュア」と読ませたい… ◆wYOF3ar91U 「ゲロゲロ! これは敵性宇宙人の仕業でありますか!? おのれ謀ったなキシリア!! 既に冬樹殿の捕虜である我が輩が、この上捕虜になるとは不覚の極み!」 バトルロワイアルに召喚されたケロン軍・軍曹であるケロロは窮地に立たされていた。 それは最後の一人しか生き残れないバトルロワイアルに参加させられた、と言うだけに尽きない。 ケロロはケロン軍の地球(ペコポン)侵略を担当する小隊の隊長を務めている。 その地球侵略の責任者が、敵性種族に捕われて、 しかも持っている装備の尽くを奪われている。 軍法会議に掛けられれば、死刑は免れない状況なのだ。 「……………………て、敵陣への侵入工作成功であります! 我が輩は引き続き、作戦続行するであります!!」 自分の中でとりあえずの問題解決を行ったケロロは、支給されたデイパックの中を改める。 そして取り出したのは一枚の紙片 書き並べられた名前の羅列から、すぐに参加者の名簿だと判った。 「ふ、冬樹殿に夏美殿も捕虜となっているでありますか!? しかも我が小隊員がタママ以外全員参加してるし!!」 名簿に在る名前は、ケロロを驚かせるに充分な物だった。 ケロロたちが居候……もとい捕虜収容されている日向家の二人、冬樹と夏美。 そして自分の小隊を構成する隊員ギロロ伍長、クルル曹長、ドロロ兵長の三人。 自分に近しい者が五人もバトルロワイアルに参加させられている。 その事実を確認したケロロは―――― 「――――うんまあ、こいつらが居れば何とでもなるんじゃねーの?」 すっかり安心しきっていた。 ケロロ小隊の機動歩兵ギロロ伍長。 ケロロ小隊の作戦通信参謀クルル曹長。 ケロロ小隊の暗殺兵(アサシン)ドロロ兵長。 幾多の星間戦争で活躍したこの三人が居れば、敵性種族がどれだけ周到な仕掛けをしていようが、 バトルロワイアルからの脱出も容易だろう。 だからケロロは現状にも余裕を持って当たることができた。 それはもう余裕綽々だった。 「そうなると我が輩はすることがないでありますなぁ……作りかけのガンプラ持って来てれば良かったんだけどね~。 いやいや! 敵陣に侵入しておきながら手ぶらで帰ったら、隊長としての沽券に関わるであります! ここは一つ、何か地球(ペコポン)侵略に繋がる手柄を立てて隊長としての箔を付けておきたい所でありますなぁ……」 「……か、蛙が喋ってる…………」 「そうそう、蛙が喋るから帰ーえろって……あれ? あらあ!? ゲロッ!! 我が輩が見えているでありますか!!?」 気付かぬ内に地球人の接近を許していたケロロ。 まだ冬樹か夏美と同年代くらいの少女が、ケロロを見て驚いている。 しかし少女がケロロを見ることはできないはずなのだ。 「ア、アンチバリアが効いていないでありますか!?」 少女に見付かったケロロは、慌てて頭に付いている星の模様を回す。 そうすることによって任意の相手以外から姿を隠すことができるのだ。 「よう見たら蛙とは違うなあ……もしかしてキャンディみたいな妖精の仲間なんか?」 しかしどれだけ星を回しても、少女は変わらずケロロを見ている。 ケロロは知らぬことだが、アンチバリアは主催側の施した制限によって使用不能になっていた。 「……でもこいつ侵略がどうとか言ってたし、もしかして悪者ちゃうんか?」 「ゲロッ!!? いやいや、我が輩はちょいと発育過剰でおちゃめなただのカエルであります! 決してガマ星雲第58番惑星宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長・ケロロ軍曹とは縁も所縁も無いであります!」 「ほんまに侵略宇宙人かいな!?」 「ど、どこからその情報をリークしたでありますか!?」 「あんたやあんた」 少女の巧みな誘導尋問によって、侵略宇宙人であることが露呈したケロロ。 火急の事態にうろたえるケロロだったが、やがて居直ったように、 不敵な笑いを浮かべる。 「ゲロゲロリ、こうなれば口封じするまでであります! 地球(ペコポン)人の一人や二人、隊長は伊達じゃない!!」 遂にその本性を表したケロロ。 ケロロは不敵な笑みを浮かべながら、じりじりと少女に近付いて行く。 侵略宇宙人に迫られた少女は――――戦いの構えを取った。 「上等や! 宇宙人か何か知らんけど、うちが退治したる」 得体の知れない宇宙人が相手でも、少女は怖気づくことは無かった。 何故なら少女は侵略者と戦うことが、これが初めてではない。 少女は人々を脅かすバッドエンド王国と戦う伝説の戦士・プリキュアの一人。 キュアサニーへと変身する少女、日野あかねなのだ。 あかねはプリキュアに変身するためにスマイルパクトを取り出そうとする。 (……あれ、スマイルパクトどこなん!?) しかしどれだけ懐を探っても、スマイルパクトが見付からない。 このバトルロワイアルにおいてスマイルパクトは、持ち主から一旦取り上げられて、 その後支給品として持ち主に支給される。 従ってあかねのスマイルパクトも、いつも持っていた所にではなく、 デイパックに入れられて、あかねに支給されていた。 (あかん、スマイルパクトが見付からへん!) 「覚悟するであります!」 「ちょ、ちょっと待ってぇな!!」 「待ちなさい!!」 「ゲロッ!!?」 あかねに襲い掛かろうとするケロロ。 そこへ掛かる制止の声。 律儀に止まったケロロは、声の方向を見る。 そこには後光を浴びた人影があった。 「五つの光が導く未来! 輝け! スマイルプリキュア!!」 「え!!? プリキュアが助けに来てくれたん!!?」 プリキュアと聞いて、あかねもまた期待を込めてそちらを見る。 そこには確かに、胸に大きなリボンを飾り、フリルの付いた短いスカートの、 華美な衣装で着飾った、大きなアフロヘアーのサングラスを掛けた三十歳前後の男が居た。 「このプリキュアが来たからにはもう大丈夫だ」 「どこがプリキュアや、どこが!!! おっさんやないかい!!!」 思わず声を上げてツッコミを入れるあかね。 しかし男は構わず、二人に近付いて来る。 「俺は七代目鼻毛真拳伝承者、ボボボーボ・ボーボボ。そして鼻毛真拳を極めし者は鼻毛使い(プリキュア)と呼ばれている」 「呼ばれるかー!! 何人聞き悪いこと言っとんねん!」 「俺が来たからにはもう安心しろ。後は俺が引き受けよう……映画の宣伝を」 「……映画の宣伝?」 全国東映系映画館で プリキュア オールスターズ EX 世界をつなぐ☆鼻毛の絆 大ヒット公開中 「みんな、絶対見に来てくれよな!!」 「見に行くかー!! そんなもん全国公開するか!」 「ペ、地球(ペコポン)人が一人から二人になった所で高が知れているであります!」 「あ、そう言えば宇宙人の相手しとったんや」 ケロロがボーボボに飛び掛る。 ボーボボは棒立ちの状態でそれを見ている。 そのボーボボのアフロが、まるでボトルの蓋のごとくに割れ開いた。 「アフロが開いたー!!」 アフロの中には空洞が広がっていた。 そしてその中に居るのは、二匹のリス。 「リス夫さん、このままじゃ殺されるわ! 早く逃げて!」 「駄目だ! ここで僕が逃げたら地球は侵略されてしまう! リス美さんこそ早く逃げるんだ!」 「え? わ、我が輩のことでありますか?」 「アフロの中でリスが喋っとる……」 困惑するケロロとあかねを余所に、リス夫とリス美の会話が続く。 「安心してリス美さん。せっかく静岡の工場に就職することになったんだ、僕はこんな所で死ぬつもりは無いよ!」 「そんな! ここでリス夫さんが死んだら、ガンプラの生産ラインが止まっちゃう!!」 「えぇ!! こ、このリスが静岡の工場でガンプラを生産しているのでありますか!?」 ガンダムのプラモデル。通称ガンプラ。 それはケロロが最も愛する物である。 「そ、そんなガンプラを創っている人……じゃないリスを、我が輩は殺せないであります……」 余りに理不尽な状況に立ち尽くすケロロ。 しかしその隙に、ボーボボは既にケロロ迎撃に動いていた。 その両手足は微動だにせずとも、鼻毛を伸ばしていたのだ。 「鼻毛が伸びとるー!!!」 「鼻毛真拳奥義 鼻毛激烈拳」 ボーボボから伸びた鼻毛が鞭のようにしなり、ケロロを殴打した。 「ゲ、ゲロォ~!!!」 鼻毛の一撃を受けて宙を舞うケロロ。 その攻撃の速度と威力はプリキュアであるあかねをも驚かせる物だった。 「す、凄い。ほんまに鼻毛真拳なんてあるんや……」 「フッフッフ……ならばこの鼻毛を捕らえてしまえば、その鼻毛真拳は使えないであります!!} 地面に倒れ伏しながら、なおも不敵な笑いを浮かべるケロロ。 その手にはボーボボの鼻毛の先が握られていた。 「そしてこの鼻毛を引っ張って、千切ってやるのさー!!」 乱暴に鼻毛を手繰り寄せるケロロ。 鼻毛は遂にボーボボの鼻から離れた。 そしてその先には『3等』と書かれていた。 「おめでとー! 3等には、ボーボボ人形をプレゼント」 自分を象った人形を差し出すボーボボ。 「胸のボタンを押すと、喋るよ」 『アキナスヲヨメニクワスナ。アキナスヲヨメニクワスナ』 「時折、山田の臭いも放つよ」 「や、山田?」 「鈴木の従兄弟の山田を知らないのか! お前!」 「そ、そんな人形に釣られるケロン軍人ではないであります!」 「え~! この人形、三体集めればジェットストリームアタックするのに」 「超欲しいでありまーす!!!」 ジェットストリームアタック。 その素敵な響きに完全に釣られたケロロは、ボーボボ人形に飛び掛る。 しかしその眼前に三本の鼻毛が列を作って待ち構えていた。 「そんなに欲しいのならくれてやる……鼻毛真拳奥義 ジェットストリームアタック」 鼻毛の三連撃を受けて先ほどより更に遠くへ吹き飛ばされたケロロ。 宇宙人をすら寄せ付けないボーボボの戦闘力は、 掛け値なく、プリキュアに匹敵する物だ。 「強い……戦い方は完全にふざけてるけど、こんなに強い人がおったんや……」 「鼻毛真拳伝承者の俺が居る限り、地球を侵略することは不可能だ」 決然たる態度で言い放つボーボボ。 そこにはプリキュアであるあかねの目から見ても、強者のみが放つことが出来る風格が有った。 確かにボーボボは言動こそ不条理極まりないが、その肉体を見ると鍛え上げられた物だ。 そしてその鋼の肉体を覆うのは、動物の皮をそのまま使った、 まるで古代の奴隷が着たような簡素な衣服。 更に両手首と両足首には、手錠と足錠が嵌められている。 肩から下げられた襷には『ケロン軍歓迎』と書かれている。 その上、背中から掲げられた白旗には『地球全面降伏』と書かれていた。 「侵略されとるー!!!」 ボーボボの身を包んでいたのは、頭のてっぺんから足先まで完全に侵略完了ルック。 あまりに突然の変貌振りに、あかねも動揺を禁じ得ない。 あかねはボーボボの服を触って問い質す。 「って言うか、何時の間に着替えたん?」 「地球人が気安く触るんじゃねー!!」 「きゃあっ! 何するねん!」 あかねの手を乱暴に払い除けるボーボボ。 そしてボーボボは、涙ながらに語る。 「……だってあたし、身も心もケロロ軍曹に侵略されちゃったんだもん」 「だから何時の間に……」 「ゲロゲロリ、さすが我が輩であります。知らない内に一人侵略していたとは」 「ぶ、無事やったんかい……」 再びあかねに迫るケロロ。 そしてケロロと肩を並べてボーボボもあかねに迫る。 あかねは今度こそ、味方の居ない状況に追い詰められていた。 (しまった。ツッコんでる間に逃げればよかった!) 「行けーい、ボーボボ! 地球(ペコポン)人に目に物見せてやるのだ!!」 「イエッサー!!」 プリキュアに変身していないあかねは、ただの中学生に過ぎない。 即ちボーボボが繰り出す鼻毛真拳に対抗し得る手段は持っていないのだ。 「鼻毛真拳奥義 鼻毛革命(レボリューション)」 炸裂するボーボボの鼻毛真拳。 反応すらできないあかね。 鼻毛真拳を喰らったケロロは、今度は空中を錐揉み回転して飛んだ。 「ゲフッ、まさか侵略された振りをして我が輩の油断を誘うとは……我が輩の、負けであります」 自らの敗北を悟り大地に墜落するケロロ。 「……だってあたし、蛙嫌いなんだもん」 涙を流すボーボボ。 「…………あかん、ツッコミ切れへん…………」 最早呆れるしかないあかねだった。 「我が輩の負けである以上、潔く地球(ペコポン)人の軍門に下るであります……」 戦いに敗れ、自分がボーボボに叶わないと悟ったケロロは、 項垂れながらそう言った。 そんなケロロの肩に、ボーボボは手を置く。 「ケロロ、俺とお前は全力で戦って決着を付けた。だから俺とお前は、もう強敵(とも)だ」 「ゲロッ、この我が輩を友と呼んでくれるでありますか!?」 「もう、当たり前じゃないのこのお馬鹿さん♥」 「ハハッ、こいつ~♥」 「「アハハハハハハハ♥」」 「ははは…………まあ何にしても丸く収まった……んかなぁこれ?」 まるで浜辺の恋人同士のように、手を繋ぎ合ってはしゃぎ回るケロロとボーボボ。 話に付いていけないながらも、それを呆れながら見つめるあかね。 しかしあかねは気を取り直して、ケロロとボーボボに話し掛ける。 自分がしっかりしなければ話がまともに進まない。 そんな使命感にも似た思いを、今のあかねは抱いていた。 「それで……お二人はこれから、どうしはるつもりなんですか?」 「俺は毛の自由のために戦う」 「け、毛の自由って言われても……」 「あのキュゥべえからは、毛の自由を弾圧する毛狩り隊と同じ物を感じる。鼻毛真拳継承者として許す訳にはいかん。 このバトルロワイアルを潰して、あのキュゥべえも倒す」 「我が輩も敵性宇宙人の策に嵌って戦うつもりは無いであります! バトルロワイアルを脱出して、日向家に帰還するであります!」 二人の行動方針を聞いて、あかねはとりあえず安堵する。 二人とも殺し合いをするつもりは無い以上、協力はできるからだ。 あかねもまた殺し合うつもりは無い。 色々な意味で不安はあるが、とりあえず二人と同行するのが賢明だと判断した。 「うちは日野あかねって言います。うちもバトルロワイアルから脱出したいし、三人で行動したらどうでしょう?」 「ああ、良いだろう」 快諾するボーボボ。 ケロロとつけものもまた頷く。 こうしてあかねとケロロとボーボボとつけものの四人は同行することとなった。 「ただしつけもの、テメーはダメだ」 「えー! なんでー!?」 しかし突然つけものを拒絶するボーボボ。 それに納得がいかず、つけものは疑問を呈する。 当然だろう。 日本の代表的な箸休めにして、食卓の彩り。 今やごはんには欠かせない存在とさえ言えるつけもの。 そんな自分が省かれるなんて、納得のいくはずが無かった。 「だってお前、参加者じゃないじゃん」 冷酷な事実を突きつけるボーボボ。 しかしその一言で、つけものは全てを悟った。 (そうかおいら、投票で通らなかったもんなあ) つけものは霧となって消えて行った。 「行くぞケロロ! あかね!」 「了解であります!」 「ちょ、ちょっと待ってえな! 今の手足の生えた喋る漬物なんやったん!? 何で消えたん!? あれはあのままでええの!!?」 余りの不条理な展開に、疑問を呈するあかねだが、 ボーボボとケロロは構わず歩き始める。 何もかも腑に落ちないあかねだが、渋々後を追うことにした。 (あかん、うち一人ではツッコミも間に合わん……はよ、うちの仲間と合流したい……) こうして世界を異にする三人が同行を開始した。 三人が歩むのは過酷なバトルロワイアル。 あかねはバトルロワイアル以上の不安を抱え歩き始めた。 【C-4/山岳地帯/一日目-深夜】 【ボボボーボ・ボーボボ@ボボボーボ・ボーボボ】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・行動] 基本方針:毛の自由のためにバトルロワイアルを潰してキュゥべえを倒す 1:ケロロとあかねの二人と同行する [備考] ※参戦時期は不明です。 【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・行動] 基本方針:バトルロワイアルを脱出して、日向家に帰還する 1:ボーボボとあかねの二人と同行する 2:同じ小隊及び日向家の者と合流したい [備考] ※参戦時期は不明です。 ※アンチバリアは使用不能です。 【日野あかね@スマイルプリキュア!】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:スマイルパクト@スマイルプリキュア!、基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・行動] 基本方針:バトルロワイアルを脱出する 1:ツッコミ切れん…… 2:はよ仲間と合流したい…… [備考] ※参戦時期は不明です。 時系列順で読む Back ]] Next [[ 投下順で読む Back スーパーヒーロー大戦EX プリキュア×12th Next ネコとカナヅチは使いよう GAME START ボボボーボ・ボーボボ GAME START ケロロ軍曹 GAME START 日野あかね
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正義のためなら悪となる ◆Nfn0xgOvQ2 「何がバトルロワイヤルだ、ふざけるなぁぁ!?」 一人の少年が憤怒の形相で、モニターに向かって天を突くばかりに吼える。 烈火の如く、雷音の如く、龍が如く。 65人もの人間を誘拐した挙句殺し合いを強制し、家族を思う一人の少女を見せしめとして無残に殺害した、その外道な所業に。 「オレは『悪』だ……だがな!! 貴様らの様な『外道』の言うことを素直に聞いてやるほど、堕ちたつもりはないぞ!!」 己を『悪』とする少年・五飛は己の怒りを吐き出していた 『正義』 かつて五飛はその言葉をよく口にしていた。 己の『正義』を信じ『悪』を倒すと。 一度は『悪』に敗れ、己の『正義』を見失いかけもした。 だがより確固たる正義を見つけ、修練を重ね戦場に戻った。 だが五飛は自分の事を『悪』と言った。 それは何故か? AC195『EVE・WARS』と呼ばれる大きな戦争があった。 それにまつわる一連の戦乱の最中を、五飛は平和を求める一人の戦士として戦いぬいた。 だがその一年後、五飛の姿はその平和を打ち破る反乱軍の中にあった。 戦争が終わり、民主はただ安穏と平和を享受するだけで地球は変わらなかった、倒すべき敵を倒してもそれただ単に戦争が終わっただけである。 ただ流されるままにその流れを受け入れているだけでは、同じことを繰り返すのは必然である。 だから五飛はな悩む。 人、いや人類はそうなのか? 戦う者、戦える者だけに犠牲をしいて、自分は何もしない。 与えられる事が当然で、手に入れたモノを守ろうともしないのか? それは戦争だけではない、このバトルロワイアルでも同じではないのか? 無力だからと、守ってもらうのが当然と戦う意志すら持たない。 そんなもの俺は認めんぞ!? 俺が弱い者は戦いに出るなと言ってきたのは、その命を無駄に散らせない為だ。 別に命を懸けて戦場で戦えとは言わん、いつだって戦いは戦士の役目だ。 だが弱い者-戦う力の無い者にも何か出来る事があるはずだ。 オレはリリーナ・ピースクラフトを認めない。 あの女の兵士と兵器を捨てれば平和になるという考えは間違っている。 間違っている……だが、あの女が自分なりに平和を求め戦っているのだけは確かだ。 弱い事を理由に何もしないと言うのはただの甘えだ。 ならば…ならばオレは『脅威』に『悪』なる。 だが決して無差別に参加者に襲いかかるという意味ではなかった。 己の保身や優勝の報酬に目が眩んで、バトルロワイヤルに乗った悪は潰す。 オレは『悪』だが、『悪』が悪を倒してはいけないなんていう決まりはない。 それに殺戮を黙って見逃すほど、オレは堕ちていない。 それに、このバトルロワイヤルを打倒しようとする者達は必ずいるはずだ。 そいつらは弱い奴を守ろうとするだろう、以前のオレの様に。 力の強い者なら自力で道を切り開くだろう、だが力の弱い者は? そいつに戦う意思があるなら、いくらか手を貸してもいいだろう。 だが始めから自分の庇護をだけ求めてくるような奴や、守られてばかりで戦おうとしない奴には話は別だ。 そいつらにオレは『悪』として襲いかかる。 すぐに殺しはしない、なるべく嬲るように戦う、殺す事が目的ではないのだからな。 その過程で『悪』であるオレを倒そうと奮起したならそれでいい、だが何をしても奮起せず命乞いや逃げ出すような奴ならその時は…… 普段の五飛なら、例え自ら『悪』になったのだとしても、バトルロワイヤルという状況下に置かれたとしてもこの様な考えには至らないであろう。 これは荒耶の言っていた人を狂わせる仕掛けのせいか? だが五飛はそんな細工に心を狂わされる様な、弱い心を持ってはいない。 普段ならば…… 勝ち取ったはずの平和に対する不信感が― 変りもしなかった民衆に対する嫌悪感が― 自らが散々掲げてきた『正義』を捨ててまで、『悪』となりこの平和が本当に正しいのか確かめさせた事が― 精神の防壁に隙間を作り、じわじわと五飛自身も気づかない速度で、その心の一部を侵していったのだ。 そして何よりも、他者の脅威となって進歩を促すという考えを受け入れる土台が、五飛には既にあったのだ。 戦争後の事である、五飛はある出来事で行動を共にしたOZの将校がいた。 ブローデンというその男は自らが人類の脅威となる事で、人類結束力を増しさらなる進歩を促そうとしていた。 具体的には、人類抹殺をプログラムした約三百体のビルゴを内包したOZの無人プラント『ウルカヌス』 それを木星あたりに脅威として存在させ、それを破壊するための惑星間遠征を強いる事で人類は進歩させようと考えていた 五飛はその時に交わした言葉を忘れてはいない、五飛の問いかけに答えたブローデンの言葉を。 「人はもっと遠くへ行くべきだと?」 「遠く行けると私は信じている。」 だが結局ブローデンはその思いを果たす事無く、敵対する組織のスパイの凶弾によって志半ばでその生を終わらせてしまった。 人はどこまで行けるのだろうな…… その言葉を五飛に残して。 その遺志を汲んだ五飛は、オレが脅威になるとまで呟いている。 だからこそなのだ、自分は倒されるべき『悪』として、参加者全体にバトルロワイヤルを打倒する為の意思を― 状況に流されてそうするのではなく、自分自身の意思で決意させようと― それが自分の役割だと、そう思ってしまったのである。 元々犠牲の上に成り立つ『正義』が正しいのか、それを確かめるためにマリーメイア軍に加担したのだ。 今さら『悪』である事に抵抗は感じない。 する事が決まれば五飛行動は速い。 まずは基本的な支給品を確認し、地図で現在地を確認する。 現在地はG-5・タワーの最上階だ。 名簿の確認はしなかった。 どうせヒイロ達がいた所で、自分に協力するとは思わなかったからだ。 そもそも五飛がマリーメイア軍に所属している時点で、ヒイロ達とは敵対関係である。 どうせ一人で行く道、確認は放送の後で名簿が完全になってからでも遅くはない、そう五飛は考えた。 そしてランダム支給品の確認に移る。 最初に出てきたのは、白と黒の一対の中華刀。 愛用の青龍刀ではなかったものの、一目でそれが業物である事が見てとれた。 他の支給品も確認したが、ハズレの類ではなかった。 準備が終わると、下に向かうため歩き始める五飛。 「……今のオレを見たら失望するか、トレーズ?」 ふと何故か、脳裏にトレーズの姿が思い浮かんできた。 かつて『正義』だった自分を始めて打ち負かした『悪』であるトレーズを。 だがそれでも、五飛の決意が揺らぐような事はなかった。 【G-5/タワー最上階/一日目/深夜】 【張五飛@新機動戦記ガンダムW】 [状態]: [服装]:マリーメイア軍の軍服 [装備]:干将・莫耶@Fate/stay night [道具]:デイパック、基本支給品、ランダム支給品1~2(確認済) [思考] 基本:オレが参加者の脅威となる! 1:殺し合いに乗ったものは倒す。 2:『戦う意思』のない者達を追い詰める。……それでも『戦う意思』を持たなければ― 3:人間の本質は…… [備考] ※参戦時期はEndless Waltz三巻、衛星軌道上でヒイロを待ち構えている所です。 時系列順で読む Back 魔人が蘇る日 Next 黒紅!偶然の邂逅 投下順で読む Back 魔人が蘇る日 Next 嫌悪 張五飛 060 その 名は ゼロ
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千葉県の某所で、2機のモビルスーツが激戦を繰り広げていた。 かたや赤い異型のMS、アルケーガンダム それを駆るのは殺意と闘争本能のままに戦う男、アリー・アル・サーシェスだ。 かたや赤い騎士のような風体のMS、ガンダムエピオン。 それを駆るのはライトニング・カウントの異名を持つ亡国の王子、ゼクス・マーキス。 勝利の女神は、果たしてどちらに微笑むのだろうか。 「くたばりなぁ!!」 アルケーガンダムはライフルを敵のガンダムに向けて放つ。 それは正確な射撃だったが、ガンダムエピオンは軽々と避けてしまう。 これはもう30分以上も繰り返されてきた光景だ。 ガンダムエピオンの動きを見ただけで、サーシェスは相手が只者ではないと悟る。 だが、それはサーシェスにとって望む所。 弱者をつぶすのも戦争の醍醐味だが、強者との戦いもまた戦争の醍醐味。 サーシェスは歓喜に目を大きく開き、攻撃を続行する。 「そうそう!そうゆう相手を待ってたんだよ、俺はなぁ!!!」 サーシェスはライフルを放ちながらも、別の武装、GNファングを展開する。 ライフルとファングの同時攻撃でガンダムエピオンを仕留めるつもりだ。 「……お前のような男に!」 ゼクスの声と同時にガンダムエピオンの瞳が光る。 まるで主の闘志に答えようとしているように。 次の瞬間、ガンダムエピオンは変形し、鳥のような姿へと変わる。 ガンダムエピオンのモビルアーマー形態だ。 その並外れた機動性とゼクスの技量により、ガンダムエピオンはアルケーガンダムの攻撃を回避しながらアルケーガンダムへと接近していく。 その美しい様は、逃げようとしていたLとベルナドットが思わず見とれてしまうほど。 「くるかァ!!」 自分の攻撃が全て回避されたというのに、サーシェスに焦る様子はない。 目の前のMSは確かに高い性能を持っており、パイロットの技量も自分に匹敵するものだ。 それでも、サーシェスには敵を倒す絶対の自信があった。 「貰った!」 ガンダムエピオンのクローが大きく展開される。 すれ違いざまにアルケーガンダムに一撃を加えるつもりなのだろう。 2機の距離はどんどんと縮まっており、ガンダムエピオンが標的を引き裂くのは時間の問題のように思えた。 「詰めが甘いぜ、ガンダムさんよ!」 ガンダムエピオンの行く手を阻むように、4機のGNファングが展開され、一斉射撃を行う。 これはガンダムエピオンが突撃してくることを読んだサーシェスが予め配置しておいたもの。 その射撃精度は先ほどのそれとは段違いだった。 前回の攻撃の際、サーシェスは相手の油断を誘う為手を抜いていた。 今度の攻撃はサーシェスの本気の一撃。 新型ナノマシンで闘争本能が強化されていることを加えれば、サーシェスの生涯最高の一撃といえるかもしれない。 「捕らえたぜ!!ガンダム!」 そして、ガンダムエピオンの居た場所にGNバスターソードが振り下ろされる。 この一撃で、ガンダムエピオンは無残に撃墜される。 筈だった。 「何ィィィ!?」 そこには何も無く、サーシェス渾身の一撃は空しく空を切っていた。 そして、アルケーガンダムの背後には無傷のガンダムエピオン。 すでにモビルスーツ形態に戻っている。 ガンダムエピオンが静かにビームソードを振りかぶる。 サーシェスは必死で回避を試みる。 それにより、致命的なダメージを負うことは避けられたが、左腕を綺麗に切断されてしまう。 「ぐぅぅ!!!」 「仕留め損ねたか…だが!」 再度ビームソードを振りかぶる。 だが、アルケーガンダムから放たれていた全てのGNファングが一斉に突撃してきた為、その一撃は空を切る。 ガンダムエピオンがGNファング達を全て破壊したときには、既にアルケーガンダムは離脱していた。 「これ程とはな………。」 ガンダムエピオンのコックピットの中で、荒い息を吐きながら一人呟く。 その顔にはいくつもの汗が流れている。 操縦の際に訪れる殺人的な加速や、ゼロシステムの精神的負担により彼は気力・体力共に消耗していた。 結果的に無傷で勝てたとは言え、ゼクスにとっても楽な戦いではなかったのだ。 コックピットに常備された携帯飲料を口にしながら、ゼクスは眼下の人影を見下ろす。 アルケーガンダムに追われていた男達、Lとベルナドットだ。 彼らをどう扱うべきだろうか。 二人の男を見ながら、ゼクスは静かに考える。 「あのデカブツ…俺達を護ってくれた、んだよな?」 「………そうですね。少なくても敵意は見えない。」 一方で、Lとベルナドットもまた、ガンダムエピオンへの対応を決めかねていた。 【一日目・16時20分/日本・千葉県】 【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】 【状態】疲労(中)、精神的疲労(中) 【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW 【道具】支給品一式 そのほか不明 【思考】基本:バトルロワイヤルを止める 1:目の前の男達への対処を考える 【ピップ・ベルナドット@HELLSING】 【状態】健康 【装備】自動式拳銃 M16 【道具】支給品一式 【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る 1;あのデカブツ(ガンダムエピオン)は味方なのか? 2:逃げそびれちまった 【L@DEATH NOTE】 【状態】健康 【装備】自動式拳銃 【道具】支給品一式 手榴弾×25 【思考】基本:バトルロワイヤルを止める 1:あのロボット(ガンダムエピオン)と接触する? あれ以上戦っても、サーシェスに勝ち目はなかっただろう。 闘争本能が増大しているサーシェスも、不利な時はさっと引くのだ。 この状況判断の的確さが、彼が多くの戦場で生き残った強者である証といえるだろう。 「はぁぁ……、はぁぁ………。ちくしょォォ!!」 まんまと逃げ切ったサーシェスだったが、その顔は屈辱にゆがんでいた。 必殺の一撃を軽々と避けられた上、大きなダメージまで負ってしまった。 「次会った時は…必ず堕とすぜぇ、赤いガンダム!!」 【一日目・16時30分/日本・千葉県】 【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】 【状態】疲労(中)、強い屈辱 、ヒゲがない 【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00 (左腕無し、GNファング全機喪失) 【道具】支給品一式、熱線銃 【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ 1:参加者は片っ端から虐殺 2:赤いガンダム(ガンダムエピオン)には必ず雪辱する ※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。 ※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました
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11ページ目 銃を持つ手に力が入る。 トンガリくんは殺し合いに乗っているのだろうか? こんなところで1人マイペースに寝ている辺り恐らくは乗っていないのだろう。 だとすればどうする? このままトンガリくんが起きるのを待つか。 それか今すぐこの場を離れるか。 もしくは…………。 仮にトンガリくんが起きて、一緒に行動するようになったとする。 その場合は仲間が出来て非常に心強くなるが、常に殺されるかも知れない恐怖に追われることとなる。 今は殺し合いに乗ってないとはいえ、いつ心変わりするかは誰にも分からない。 ならこの場から逃げるか。 その場合はトンガリくんの武器、この回転式拳銃も持っていくのが懸命だろう。 だがそんなことをすれば武器の無いトンガリくんが生き残るのは殆ど不可能になる。 トンガリくんが死んでしまった場合、自分が殺したも同然になるということだ。 なら、いっそ今ここで……。 【1日目 昼】 【こうし】 [状態] 健康・葛藤 [装備] 回転式拳銃(トンガリ) [思考・状況] 1 トンガリくんをどうするか 2 いっそのこと…… 【1日目 昼】 【トンガリ】 [状態] 健康・睡眠 [装備] 無し [思考・状況] 1 zzz... 2 殺し合いには絶対乗らない こうしは銃口をトンガリくんへと向けた。 そして――――。 【トンガリ 死亡】 次へ トップへ